囲碁のレーティング

更新履歴
データを増やすべく各所から集めたが、元データに誤りがあったりして、整理に苦闘中。2004年以降で40,000局分となった。国内の対局はほぼ網羅さ れているが、
関西棋院の院内予選は2006年9月以降不明である。どこかに纏まったデータがあるならお知らせ願いたい。集めた対局結果をデータベースとして公開。

対局結果データベースのデータ更新が反映されないバグを修正。(May 26, 2008)
(レーティングの再計算は現在のところしていません。四月末時点のものです。)

意義ランキングの色々を更新(May 10, 2008)

本因坊挑戦七番勝負の予想とその考察 (May 8, 2008)

レートを更新しました。
(May 7, 2008)

囲碁プロ棋士個人戦績β ラフ では有るが、絞込み、並べ替えの機能を追加。また、棋士名の検索機能を強化して、漢字(日本・簡体・繁体)、ハングル、英文、かな対応とした。自動更新に はまだまだ調整が必要なようだ。完全な自動化は永久に無理か。本日の更新分では応氏杯一回戦の結果が日本棋院分だけ違っていた。韓国分は略完全なデータを 得られたで、現在の登録数は40,000件である。(2004年以降) こっそりToDoをこのページ一番下に、気長に待ってくだされ。
今のところ週一回程度のデータの更新は何とかできそうですが、その他は時間がないと出来ませぬ。(May 6, 2008)
囲碁プロ棋士個人戦績α (別サイト)
現在はデータをチェックするために作った簡易なものである。もっと色々なブラウズができるようにしたいが、もう少し時間がかかりそう。それとPHPを使う ため別に借りたが広告の出方が気に入らない。良いところをご存知ならこれもご教授願いたい。え?有料のサービスを使えとな。(April 19, 2008)

日本棋士のレート
*サンプルを増やしたため信頼度についての補正はしていない。
元データ April 8, 2008
対局条件 April 3, 2008
実験 April 3, 2008

意味

強さを段位風に数値化。設定としては、レートの差1.00で定先、3.00で二子程度ですが、妥当かどうかはわかりません。

計算としては期待勝率で、プレイヤーA,BのレートがRa,Rbとすると、
AとBの対局でAが勝利する確率Pabは、
    Pab  =  1 / ( 1 + exp(k*(Rb-Ra)) )  
    k = 0.95 +  ( Ra + Rb ) / 40
例:
プレイヤーA(レート8.00)、プレイヤーB(レート9.00)だと、Aの勝率は 20.2%
プレイヤーA(レート5.00)、プレイヤーB(レート9.00)だと、Aの勝率は 0.55%
プレイヤーA(レート5.00)、プレイヤーB(レート6.00)だと、Aの勝率は 22.7%


意義

「面白いから」で十分ですが、それ以上の意味を 見出すことも可能かも知れません。
世界と日本の囲碁界-もの 言う翔年(ユリウス)
ランキング制-俳句と囲碁とさぼてんと
プレイヤー を格付け!相手の実力はコレでわかる レーティングってなんだ?-All About

ランキングの色々

ランキングには色々あって、それぞれ違った意味がある。
・勝ち星ランキング 
    活躍を評価/対局数の多いものが有利である。

・賞金ランキング    
    活躍を評価/「大事な対局」が重視される。

・勝率ランキング    
    強さを評価/全ての対局を均一に評価、したがってサンプル数が多く、「強さ」の指標にはなる。しかし相手の強さが考慮されない。

・活躍ランキング
 ジェイゴーの囲碁実力ランキ ング―各棋戦の上位入賞を評価されているようです。

・人気ランキング
 強さと無関係とは言えませんけれど…。
 4月の棋士プロフィール アクセスランキング―日本棋院

・韓国等級ランキング
囲 碁データベース。最新版はcyberroro.com(韓 国語)
囲碁データベースの解 説を参照に理解したところでは、相手の強さを考慮するレーティング的要素も有るがこれはごく弱い。重要な対局にどれだけ参加したか+四強ボーナス が主要な要素のようである。(国際戦代表選考基準となっているようです。)

・中国等級ランキング
 詳細不明であるが、数字を見る限りではポイントレートのようである。TOM 棋聖道場
(国際戦代表選考基準となっているようです。)

・レーティング
普通われわれは、「AとBは打ち分けて、BはCに勝ち越し」という場合に、「AはCより強いだろう。」と推定する。このような推定を確率モデル化し、強さ の指標値を求めるのがレーティングである。
チェス・バックギャモンなどで長年用いられてきた、あるいはネット碁ではヤフー、幽玄で用いられるポイントレートは、このモデルに拠った簡易計算法であ る。 問題点は「初期値」「一回でのポイントの移動の幅」「時間の代わりに順番を用いる」「初期値があまりよくない場合、適正なレートになるまで対局数を要す る。またその為に全体に誤差が生じる。」など。長所は誰にでもわかりやすい簡易な計算で済むということです。

このページでは確率モデル(方程式)の(近似)解を直接計算するという手法を取っている。
計算の経過がわかりにくいため、シンプルなモデルから計算の経過を記事にした。
なお、パラメータを「任意に」定めているところは多々ありますが、大体においてスケーリングの問題です。これはポイントレートで言 えば、「何点差で勝率何%」、「一回でのポイントの移動幅」といったパラメータと同様のものです。妥当な範囲内であれば、結果は違ってくるとはいっても、 「ランダム」な結果にはなりません。


To DO
レーティンググラフの表示機能(視覚化) (KGSテイストに?)
棋譜データベースと連携 ...これはもう日付と対局者だけでマッチングさせますかね。棋戦情報については表記が均一でないので難しい。
過去のデータの訂正・自動更新化 ...様子を見ながらぼちぼち。(或いは速報値としてノーチェックで自動更新?)

このページへのコメントはリンクを張ったどこかに書かれる と、そのうち見に行くかも知れません
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